農業ドローン「AC101」の開発・量産ノウハウと、
米国国防総省「Blue sUAS」に参画する欧米企業との連携により
国内でも最先端のドローンの開発と実証を可能にしています
Auterionとの提携
About Auterion Skynode
NTT e-Drone Technologyは、スマート農業やインフラ管理を加速する次世代ドローンの実現に向けて、Auterionと包括的なパートナーシップを構築しました。Auterionは企業や政府機関といったエンタープライズ向けに、それぞれのニーズに応じた機体、ペイロード、アプリケーションとの連携を容易に実現する、ドローン向けオープンソフトウェア・プラットフォームを提供している米国・スイス・ドイツに拠点を構える企業です。当社はAuterionとともに、以下の取組を推進しています。
1.フライトコントローラーとミッションコンピューターを日本国内で開発・製造
NTT e-Droneが、Auterionが開発・提供するドローン制御装置であるSkynodeをベースとした独自のフライトコントローラーとミッションコンピューターを日本国内で開発・生産します。そのうえで、NTT e-Droneが今後開発していくLTE/5G/ローカル5G対応・遠隔操作・自律航行等の機能を有する次世代ドローンへ最適な形で搭載するとともに、供給を希望する他のドローンメーカにも展開していきます。
2.ドローン運用プラットフォームを日本国内で運用
NTT e-Droneが、Auterionが開発・提供するドローン運用管理システム「Suite」を日本国内のサーバーで運用していきます。そのうえで、日本市場向けの機能を追加していくことにより、農業・インフラ管理・測量・災害対策等の分野におけるドローンの社会実装を推進していきます。
3.5G対応・遠隔操作・自律航行機能等の先進的なドローンの開発連携
両社は、次世代ドローンに求められる機能の高度化にむけて、お互いの開発リソース及び市場ニーズを持ち寄り、ドローンの社会実装に必要な開発を推進していきます。
4.双方の機体のクロスセル
NTT e-Droneは、Auterionの技術を搭載したQuantum Systems社製VectorやVantage Robotics社製Vesperを日本国内向けに展開していきます。将来的には、NTT e-Droneが今後開発する次世代ドローンをAuterionも展開していきます。
コネクテッドドローン
ドローンに期待されている完全自動航行や遠隔作業の実現にむけて、Wi-FiやLTE、ローカル5G、メッシュネットワーク等様々な通信の研究と開発を推進しています。
加えて、取得したデータやテレメトリー情報をクラウドにリアルタイムで伝送し、AIを含むアプリケーションによる処理を迅速に実現する開発も推進しています
ローカル5G 対応ドローン
東京都内にあるNTT e-City Laboの設備を利用し、ローカル5G対応ドローンの開発を進めています。ローカル5Gの特長である、大容量・超低遅延を活かし、ドローンに搭載したミラーレスカメラやレーザー装置が撮像した高精細な画像・動画や大量の点群データ等をクラウド(エッジサーバー)に伝送する実証に取組んでいます
実証実績
ペイロード8kgの「EC101」をベースとした実証対応や、通信やクラウドやアプリケーションとの連携に関する実証に取り組んでいます
<事例>
・リード線を300mまでけん引可能な特注機の製造
・24時間連続運転可能な通信機器を搭載した特注機の製造
・農作物生育調査用のレーザー測量装置・可視光カメラ・RGBカメラを搭載した特注機
・機体評価(ACSL製蒼天・Parrot製ANAFI USA、ANAFI Ai等)
・ローカル5Gを搭載した特注機によるリアルタイム伝送実証
・極地を想定したマイナス温度化でのドローン耐久試験
・ドローン用画像のAI処理
・取り壊しが予定されている歴史的建造物の空撮とフォトグラメトリー作成
・高温多湿な屋内且つ障害物が多い環境での障害物回避機能を有した実証機
・衝突防止センサーの技術実証 等
プラットフォーム機体
EC101
実証や技術開発のご相談
地域の課題解決につながるドローンの実証や開発を是非ご手伝いさせてください。
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お問い合わせ
実証や協業の内容について上記のお問合せフォームに記載し、送信ください。
簡単な内容だけ記載いただければSTEP2にてヒアリングさせていただきます。
ヒアリング
内容を確認させていただき、担当より詳細(解決したい課題・ニーズ、飛行エリア・ルート、実証の内容、予算規模、予算確保目途等)について簡単なヒアリングをさせていただきます。ご指定の連絡手段(メール・お電話)にて3営業日以内をめどに連絡させていただきます。
実現可能性やコストについてのご提案
検討を具体化するために必要な整理すべき課題等を見える化し、実現可能性とコスト感の目安を提案させていただきます。
当社から提示するコストは、「プロジェクトに必要な機体の開発または調達」「プロジェクトマネジメントまたは支援」の大きく二つの観点でご提示させていただきます。
内容によっては、パートナー企業をご紹介させていただく場合もあります。
契約
実証または協業に関する役割分担・計画をできるだけ明確化のうえ、契約を締結しプロジェクトをスタートさせていただきます。
ドローンの実証は長期に渡るケースも多く、契約も段階を踏んで整理し契約する場合もあります。できるだけ柔軟に対応しています。