当社は、Auterionとの提携を通じてコネクテッド・ドローンの開発を進めています。コネクテッド・ドローンは、無線(LTE(Long Term Evolution)、5G(第5世代移動通信システム)、ローカル5G)を介してドローンとクラウドが常時接続可能となることで、「ドローンの遠隔操作」と、ドローンが取得したデータを「リアルタイムに遠隔地に伝送」することを実現します。農業用ドローンや、測量・点検・災害対策・物流向けのドローンにも実装されることを想定し、開発を推進しています。
2022年1月~3月にかけて、LTE内蔵ドローン(機体はEC101+フラコンはAuterion Skynode)によるリアルタイム映像伝送を実証しました。本実証ではスマホのテザリング機能を用いた方法ではなく、フライトコントローラー(Auterion Skynode)に技適並びにドコモのIOTを取得済のLTEモジュールをマウントした方法により、リアルタイムの映像伝送を実現しています。
すでに、ドローンの制御装置であるフライトコントローラの試作に成功し、量産に向けて開発を進めています。また、クラウドについてもAuterionとの共同開発により効率的かつ高機能なアプリケーションの開発を推進しています。
NTT e-Drone Technologyではこのような開発を通じて、社会課題の解決に資するドローンの社会実装に貢献していきます。
このような機体やシステムにご興味のある方は、こちらよりお気軽にお問合せください。
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