NTT e-Drone Technologyでは、農薬肥料メーカー様と連携し、ニーズの高い農薬肥料について散布検証を実施し、マニュアルにまとめています。
2022年内向けに以下の農薬肥料について、マニュアルを新たに作成しました。
●協友アグリ株式会社
試験方法:地上設置した試験機体にて、30秒間の吐出量計測を各吐出量設定にて3回実施。
30秒間の吐出量が2Lを超える場合は、計測時間を短縮。
※インペラ回転ダイヤルは「中」、散布幅5mとした場合の目安です。
2021年AC101吐出試験結果
いずれの薬剤も散布量率(%)は15km/hで30~33%、20km/hで34~38%となりました。
詳細は資料をご確認ください。
また、落下分散性試験結果(バッチリLX1キロ粒剤)についても資料をご確認ください。
試験方法:地上設置した試験機体にて、30秒間の吐出量計測を各吐出量設定にて3回実施。
30秒間の吐出量が2Lを超える場合は、 計測時間を短縮。
※インペラ回転ダイヤルは「遅」、散布量率は「85%以上」に設定して散布。
2021年 AC101吐出試験結果
いずれの薬剤も、1分換算の平均値(g/min)は2,805~3,760gとなりました。
詳細は資料をご確認ください。
●日本農薬株式会社
【ツルギ250粒剤】【ホットコンビ200粒剤】
使用可能な散布量率(%)は30~80%ですが、30~60%の範囲を推奨しているため、
この数値での試験を行いました。※本体の散布装置でダイヤルを「遅」に設定
散布量率を30%、35%、40%、44%、50%、55%、60%に分け、圃場面積は1a~1haです。
結果の詳細は資料をご確認ください。
【テッケン1キロ粒剤】【ニトウリュウ1キロ粒剤】
飛行速度は15km/h、20km/h、散布量率は36%、40%で試験を行いました。
※インペラ回転数は「中」に設定
散布量率30%では吐出量毎秒15g前後、40%で毎秒35g、50%で毎秒65g前後という目安となりました。
結果の詳細は資料をご確認ください。
●クミアイ化学工業株式会社
※インペラ回転ダイヤルは「中」に設定
いずれの薬剤も開度70、10a(250g)~1ha(2.5㎏)分としました。
詳細は資料をご確認ください。
●シンジェンタジャパン株式会社
【マキシーMX1キロ粒剤】【アピログロウMX1キロ粒剤】
散布量は1㎏/10a、飛行速度は15km/h、インペラ回転数「中」、散布量率は35%で試験を行いました。
結果の詳細は資料をご確認ください。
【アピログロウMXエアー粒剤】
散布量は400g/10a、飛行速度は15km/h、インペラ回転数「中」、散布量率は62%で試験を行いました。
結果の詳細は資料をご確認ください。
【ジャンダルムMX1キロ粒剤】
散布量は1㎏/10a、飛行速度は15km/h、インペラ回転数「中」、散布量率は37%で試験を行いました。
結果の詳細は資料をご確認ください。
【ジャンダルム豆つぶ250】
散布量は250g/10a、飛行速度は15km/h、インペラ回転数「中」、散布量率は36%で試験を行いました。
結果の詳細は資料をご確認ください。
【アクシズMX1キロ粒剤】【コラトップ1キロ粒剤12】
散布量は1㎏/10a、飛行速度は15km/h、インペラ回転数「中」、散布量率は36%で試験を行いました。
結果の詳細は資料をご確認ください。
【コラトップ粒剤24】
散布量は500g/10a、飛行速度は15km/h、インペラ回転数「遅」、散布量率は30%で試験を行いました。
結果の詳細は資料をご確認ください。
【コラトップ豆つぶ】
散布量は250g/10a、飛行速度は15km/h、インペラ回転数「遅」、散布量率は63%で試験を行いました。
結果の詳細は資料をご確認ください。
●北興化学工業株式会社
いずれの薬剤も時速15㎞を想定。
散布シャッターの開度は31%~35%が目安となっております。
結果の詳細は資料をご確認ください。
なお、上記資料は飛行速度15km/hにて運用時のシャッター開度の目安値です。 散布前には必ず、取扱説明書記載の方法で吐出量を計測し、適切なシャッター開度へ調整をしてください。
農薬肥料のマニュアルは随時更新していく予定です!是非ご活用ください!
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