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ドローンの利活用を飛躍的に拡大させる
携帯電話等の上空利用

NTTイードローンのコネクテッドドローンのロゴ

2016年

携帯電話等の上空利用の実用化試験局の運用開始

 

携帯電話等の置局設計においては、地上での利用を前提に設計されていることから、携帯電話等の上空での利用に関する受信環境調査を実施したところ、無人航空機に搭載した場合の通信品質が安定的に確保されない場合があり、かつ、上空で利用される携帯電話端末の台数が増加した場合は、地上の携帯電話等の利用へ影響を与えるおそれがあるなどの課題(下図参照)が明らかとなったため、総務省では2016年7月から実用化試験局の制度を適用可能とし、これらの課題について検証を行ってきました

携帯電波等の上空利用の制度を説明する画像3
携帯電波等の上空利用の制度を説明する画像4

※図は総務省電波利用ホームページ「無人航空機における携帯電話等の端末の利用」より引用

2020年

携帯電話等の上空利用の手続きが簡素化

 

2016年から2019年まで総務省における技術的検討の結果として、2020年12月に、高度150m未満の空域において、一定の条件に合致する携帯電話等の端末については、簡素化した手続きにより無人航空機において利用可能とする制度整備がなされています。

携帯電波等の上空利用の制度を説明する画像2
携帯電波等の上空利用の制度を説明する画像1

※図は総務省電波利用ホームページ「無人航空機における携帯電話等の端末の利用」より引用

2021年

ドローン専用のSIMが販売開始

NTTドコモが2021年7月に「LTE上空利用サービス」を開始しました。これによりドローン専用のSIMカードとなっており、簡素化後の手続きで上空利用が可能となりました。

2023年

NTTイードローンにて上空利用のサポートを開始

 

NTTイードローンでも2021年より自社開発機体へのLTEモジュールの搭載や、ANAFI Aiを用いたLTEの上空利用の実践に取組んできました。そして、世界初の量産型コネクテッドドローンであるANAFI Aiの販売開始に伴って、本サービスの導入並びに運用のサポートを開始しています。

特長1 上空利用のルール

LTEの上空利用を正しく利用するためには、ルールとその背景にある通信技術を理解することが必要です。安全なドローンの運航のために、上空利用のルールからレクチャーします

特長2 機体毎のコグニティブ機能

例えば、ANAFI AiではWi-FIの電波強度を確認しながらLTEとの通信を自動で切り替えるコグニティブ機能が搭載されています。日本国内用のようにWi-Fiが混雑し出力も抑えられている状況では、このコグニティブ機能の特長も理解したうえで利用することが必要です。安全なドローンの運航のために、機体毎のコグニティブ機能からレクチャーします

特長3 ドローン専用SIMつき機体レンタル

​一時的に、ドローンを利用する場合、SIMの契約は煩雑なものとなります。NTTイードローンではドローン専用SIMつきの機体レンタルも開始しています

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