高精度な自動航行を実現する
ネットワークRTK
AC101 connectは、高精度な自動航行を実現するために、ネットワークRTKに対応しています。このページでは、ネットワークRTKの仕組み、並びにAC101 connectが対応するネットワークRTKサービスについて紹介しています
農業ドローンを飛行させる場合、従来はGPS(Global Positioning System)等の人工衛星による測位システム(GNSS)を使用し、ドローンに搭載した1台のGNSS受信機から機体の位置を測位(単独測位)し、機体を制御しています。しかし、単独測位の場合、精度はそれほど高くなく、数メートル単位でずれてしまうことがあります。例えば、スマートフォンなどの地図アプリで、自分の現在地の表示が数メートル以上ずれてしまう場合も、GNSSのみの単独測位であることが原因の場合があります。
RTKとは「リアルタイムキネマティック(Real Time Kinematic)」の省略で、「相対測位」と呼ばれる測定方法のひとつです。固定局と移動局の2つの受信機を用いて、2つの受信機の間で情報をやりとりして位置情報のずれを補正することで、単独測位よりも精度の高い測位を可能としています。
RTKでは、多少の誤差は生じるものの、その範囲をわずか数センチメートル以内に抑えられるのが最大の特徴です。そのため、農業分野ではドローン以外にも、田植え機やトラクター等の農業機械、さらには建設機械でも、RTKの活用が広がっています。
Ntrip(Networked Transport of RTCM via Internet Protocol/エヌトリップ)
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ichimill|イチミル(ソフトバンク)
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KDDI 高精度位置測位サービス(KDDI)
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docomo IoT 高精度GNSS位置情報サービス(NTTドコモ)
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ホクレンRTKシステム(ホクレン)
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宮城県RTKシステム(宮城県)